大豆のうま味ずっしり 熊本・五木村の豆腐

西日本新聞 夕刊

 木綿とも絹ごしとも違う、こんな豆腐もあったのか! 初めて熊本県五木村の豆腐を食べた時の衝撃。箸が立つほど硬いが、その分、大豆のうま味が凝縮されている。

 15年前、家業を継いで伝統的な豆腐作りを始めた「五木とうふ店」の土屋智浩さん(46)、千雅(ちか)さん(41)夫妻。五木村の各家庭では昔から、少しでも日持ちがするようにと、水分を減らした硬い豆腐が作られてきたのだそう。

 「五木豆腐」は1丁が約9センチ四方。重さはおよそ900グラムと大きい。一般的な木綿豆腐に比べ3倍の大豆を使うのも特徴だ。じっくりと2時間以上重しをかけて水分を抜くため、毎朝午前3時前に作業を始めても、出来上がりは8時ごろ。

 「どんなに手間がかかっても、これがうちの原点。地元の高齢のお客さまには『食べ慣れたこれでないと』という方も多いんです」

 薬味をのせ、まずは冷ややっこで。口に入れると、濃い大豆の風味が広がる。白あえや炒め物、すき焼きやステーキもいい。

 九州産大豆やノンシリコンの菜種油など、全商品で原材料にこだわる。今回は「これが旬」読者限定で看板商品の詰め合わせを企画してもらった。

 初夏の食卓で、ヘルシーな豆腐料理をどうぞ。

 ▼五木豆腐 1丁330円(税込み)。村内の直営店や道の駅「子守唄の里五木」などで販売。詰め合わせは五木豆腐のほか、なめらか豆腐(小)、五木揚げ(三角)、薫製にした「燻(くん)とうふ」、豆腐もろみ漬けの5点で2500円(送料、税込み)。五木とうふ店=0966(37)2420(ファクス兼用、日曜休)。

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