比例候補、憲法巡り熱弁 自民の衛藤氏、社民の吉田氏 桑原氏は「女性活躍」訴え

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 参院選比例代表には県内から、自民党現職の衛藤晟一氏(71)、社民党元職の吉田忠智氏(63)、日本維新の会の新人桑原久美子氏(33)の3氏が立候補している。比例代表は候補者名での得票が当落を大きく左右する。衛藤氏、吉田氏は争点の一つである憲法改正を巡り熱弁を振るい、それぞれ支持拡大に懸命だ。

 「1993年に自民党が下野し憲法改正の旗を降ろそうとした時、反対したのは安倍晋三現首相、中川昭一氏(故人)、そして私だ」。大分市のJR大分駅前で5日に開いた街頭演説会。衛藤氏が「安倍首相と私が責任を持って憲法改正をやらせていただきたい」と続けると支持者から拍手が湧いた。

 2012年から首相補佐官を務める。公示日の4日午後から大分に入り、数日間活動後に全国を巡る予定。党県連関係者は「憲法改正への思いは党内有数。地元の支持者に思いを伝えられて良かった」と語った。

 吉田氏は6日、国東市のミニ集会で「日本の平和を守ってきた憲法9条の改悪を防ぐため、改憲勢力の議席3分の2確保を絶対に防がなければならない」と力を込めた。社民は今回の参院選で「国会議員5人以上」か「全国得票率2%以上」を達成できなければ、公選法上の政党要件を失う。

 「社民党を存続させるため、何としてでも得票率2%を得る。前党首としての責務だ」と語る吉田氏。護憲を旗印に、県内では「政党票8万」「うち個人票5万」を目指して、大分や四国で票の掘り起こしを図っていく。

 元衆院議員秘書の桑原氏は、維新の九州在住唯一の候補者。今月1日に立候補を表明した。「女性の活躍推進、高齢者が働きやすい環境づくり」を訴える。福岡、大分両県を中心に、主に街頭活動で党勢拡大を期している。

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