筑後川で「魚霊祭」 感謝込めエツの稚魚放流 久留米市

西日本新聞 筑後版

筑後川にエツの稚魚を放流する子どもたち 拡大

筑後川にエツの稚魚を放流する子どもたち

 初夏の風物詩エツなど筑後川の恵みに感謝する「魚霊祭」が7日、久留米市安武町武島の下筑後川漁協(組合員約160人)事務所であった。組合員ら約50人が神事に参加。筑後川で捕れる魚介類を供養し、近くの河川敷からエツの稚魚を放流した。

 同漁協の主催。エツ漁は産卵のため有明海から遡上(そじょう)する5~7月に解禁される。魚霊祭は20日に漁が終わるのを前にした恒例行事で中園正彦組合長は「エツは自然に左右される。河川環境をこれからも守っていく」とあいさつした。

 中園組合長によると梅雨入り前の渇水で漁への影響も懸念されたが、今のところ漁獲量は昨年の約1・5倍で豊漁となる見通し。

 組合はエツの減少に歯止めをかけるため、1998年から稚魚を育成して放流している。この日は約1万7800匹を流域の小学生たちが放ち、「大きくなって帰ってきてね」と声を掛けていた。

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