【きょうのテーマ】新しくなったヤフオクドーム ビジョンは巨大化 楽しい工夫いっぱい

西日本新聞 こども面

新設された「ホークスガーデン」では、きれいな花の飾り付け作業が進んでいた 拡大

新設された「ホークスガーデン」では、きれいな花の飾り付け作業が進んでいた

大きくなったビジョンはすごい迫力だった グッズショップには、選手のサイン入りユニホームも展示されている 福岡の名物めんたいこをデザインした席に座ると、楽しい気分になった 1塁側ベンチの天井には青空の模様が描かれていた ホークスのブランドづくりや宣伝を担当する池田優介さん

 九州で一つだけのプロ野球球団、福岡ソフトバンクホークスの本拠地ヤフオクドーム(福岡市中央区)が今年、大幅にリニューアルされました。前身の福岡ドームの完成から26年。こども記者たちがドームの見どころを取材しました。

【紙面PDF】きょうのテーマ=新しくなったヤフオクドーム

 私たちはまず、ホークス広報企画課の中澤佑輔さんと井ノ畑雅子さんの案内で試合前にドーム内のグラウンドに入れてもらった。

 ホークス選手の練習が始まっていた。しーんとした場内に「カキーン!」とバットでボールを打つ音や、「バシッ」とボールをキャッチする音が響き渡り、さすがにプロだと思った。

 1塁側ベンチに座ると、外野席の上に巨大なビジョンが見えた。「welcome(ようこそ)!」。映し出された文字は大迫力だった。中澤さんによると、端から端までの長さは合わせて約190メートル、面積は昨年に比べて1・7倍になった。選手たちも最初に見た時は「でかっ!」とおどろいたそうだ。

 ベンチの天井は青空の模様になっていた。新しいものではなかったが、中澤さんが「選手にリラックスしてもらえるようにしています」と教えてくれた。
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 ドームの外に出ると、階段のわきなどが花壇になっていた。新設された「ホークスガーデン」だ。赤や黄色などの花が美しい。お客さんを歓迎するため季節ごとに植え替えるそうだ。

 応援グッズなどをそろえた公式グッズショップも新しくなった。人気選手のサイン入りのユニホームが展示され、床にはバッターボックスなどが描かれていた。お客さんの気持ちを盛り上げる工夫だという。

 外周デッキにはステージが設けられ、ダンスや音楽でにぎわっていた。
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 売店などが並ぶ球場内回遊通路(コンコース)も歩いた。壁や床の色は黒と白でほぼ統一され、まるでおしゃれな映画館のようだった。球団のかわいいキャラクター人形と記念写真が撮れるコーナーや、壁にはった人工芝をさわれる所も新しくできていた。

 外野スタンドの一番高い所に作られた、福岡名物のめんたいこのような色や形の座席にも座らせてもらった。球場内がぐるりと見渡せて、気持ちが良かった。

 私たちは楽しい気分のまま試合も観戦した。ホークスの選手がヒットやホームランを打つ度に、他のファンのみなさんと一緒に立ち上がり、「うおーっ」と叫んで喜びを分かち合った。

 ●ホークスの宣伝担当、池田さん 「思い出作ってほしい」

 私たちは、ホークスのブランドづくりや宣伝を担当する池田優介さん(35)にインタビューした。

 ドームが大きく変わった点を聞くと、池田さんは、きれいになったコンコースやトイレを挙げた。紙のポスターをはっていた所もモニター画面に替えたので「動画で楽しい情報を飽きずに見てもらえるようになりました」とほほ笑んだ。

 めんたいこのような席を作った理由は「インターネットのアンケートで『福岡といえば?』と聞いたら、1位がめんたいこだったからです。ホークスもめんたいこみたいに全国の人に愛されたいです」と言った。

 ビジョンも大きくし、きれいな花壇も作った。池田さんは「たとえ野球はよく分からなくても、ヤフオクドームは楽しかったなあ、という思い出を作ってほしいから、私たちは頑張っています」と笑顔で話した。

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