日田市長選候補予定者、経済や災害対策に持論 公開討論会に市民600人

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 14日告示される日田市長選の立候補予定者による公開討論会(日田青年会議所主催)が8日夜、市内であった。現職原田啓介氏(60)と、いずれも新人の椋野美智子氏(63)、湯浅総氏(44)の3人が「経済振興」や「災害対策、復興」などをテーマに意見を交わし、市民約600人が耳を傾けた。

 討論会は、3氏が決められた時間内で発言しコーディネーターの質問にも答える形で進められた。

 経済振興で原田氏は「基幹産業の強化、IT企業などの企業誘致、他県に通じるインフラ整備を進めていく」と訴えた。椋野氏は「若い世代が住みたくなるまちにして人口減少を食い止めることが、経済活性化につながる」と主張した。湯浅氏は「まず、企業誘致をするための土地を確保したい。隣県に通うための通勤バスも出す」と話した。

 豪雨、地震と日田市は近年、大きな災害が相次いでいる。次の災害への備えや、復興の指針に市民の関心も高まっている。

 原田氏は「2年前の豪雨を教訓に避難情報などを届ける防災ラジオを導入する。被災者に寄り添い、未来に向かう復興を進める」。

 椋野氏は「女性防災士を増やし、福祉避難所も充実させる。仮設住宅では住民が孤立する心配もあるので市が支援していきたい」。

 湯浅氏は「大地震があれば日田も陸の孤島になる地域がある。市域を南北に貫く縦の道路の整備を進めることが安全につながる」。

 この他、3氏は旧郡部の振興や子育て支援、観光・文化の情報発信、市役所改革などそれぞれが考える市の課題について持論を述べた。

 日田青年会議所は10日中に、討論会の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信する予定だ。

 日田市のケーブルテレビ局「KCVコミュニケーションズ」も録画放送する。放送開始時間は【10日】午後8時【11日】午前7時、午後11時【12日】午前7時。

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