英中韓3カ国語で山笠解説 東流と九産大 通訳ボランティア、Tシャツでアピール

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 博多祇園山笠の魅力を外国人客にも知らせようと、五番山笠・東流(ながれ)(坪井治総務)と九州産業大は今年も、福岡市博多区上呉服町の飾り山笠前に英、中、韓の3カ国語の解説パネルを設置した。周辺で通訳ボランティアを務める留学生らが今年から、英語で「話せます」と記されたTシャツを着込んで対応。祭り文化の世界発信に一役買っている。

 祭りを通じた地域連携を進める同大が昨年から始めた東流との事業。パネルはおよそ縦70センチ、横100センチ。3カ国語の文章の背景には「東」の毛筆文字や、今年の舁(か)き山笠の人形で平安期の伝説の盗賊「熊坂長範」の姿がうっすら浮かぶ。

 また、昨年「通訳の存在が分かりにくい」との指摘があったため、そろいのTシャツを新調し、胸部分に「Can Speak Chinese English Korean(中国語、英語、韓国語を話せます)」とプリント。通訳と一目で分かるよう改めた。

 通訳ボランティアを務める香港からの留学生林浩賢さん(28)=芸術学部=は「福岡の歴史や伝統を自分も学びながら紹介していきたい」と抱負。韓国からの留学生金東柱さん(26)=短期大学部=も「福岡で一番でっかい祭りの魅力を伝えたい」と語った。

 解説パネルをデザインした芸術学部3年の熊谷圭悟さん(20)=篠栗町=は「ビジュアルで山笠らしい力強さを感じてもらえれば」と話した。

 同様の解説パネルは、今年から十二番山笠・天神一丁目(三苫正信総務)の飾り山笠前にも設置されている。

■はしりだす絵が人気 九産大生がデザイン

 五番山笠・東流の飾り山笠周辺で、通訳ボランティアを務める九州産業大の留学生らのTシャツに描かれた締め込み姿のお尻のイラスト「Hakata Beauty Hip」が山笠ファンの注目を集めている。

 同大芸術学部4年の山下愛加さん(21)=同市西区=が昨年の「福岡スチューデントポスターコンペティション」で優秀賞を獲得した作品。白い締め込みに黒い地下足袋を履いた舁(か)き手の下半身が駆け足するシンプルなデザイン。Tシャツのほか、配布用のチラシを載せた段ボール製の棚にもプリントされている。

 山下さんは「少し光沢のあるお尻がポイント。福岡のために貢献できてうれしい」と“ケツ作”に満足の表情。

福岡県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ