熊本県人吉市の交流施設「くまりば」にある観光紹介のコーナー

西日本新聞 社会面

 熊本県人吉市の交流施設「くまりば」にある観光紹介のコーナー。「食」に関する案内には「名物はありません」とある。ずいぶん自虐的な表現のように思えるが、実はこれ、どの食材も美味なので、強いて一つを挙げられないという意味なのだそうだ。

 球磨川のイメージから、アユやウナギ料理が人気だが、地域を見渡せば、和・洋・中、B級グルメから本格料理まで、多彩な店が個性を競う。それらの味を支えるのは、地元でとれた新鮮な農産物だ。最近のお気に入りは、無人販売所で買った桃。小ぶりの実が四つで200円。熟して食べ頃になった桃にかじりつけば、甘い果汁と香りが広がり、季節の恵みを実感する。

 無人販売所や観光施設に限らず、たいていのスーパーには生産者による直売品コーナーがあり、手頃な価格で旬の野菜や果実を手に入れることができる。観光などでお越しの際は、ぜひのぞいてみてはいかがだろう。 (永柄信行)

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