クワガタも魚も鳥も繊細に、カラフルに 愛知出身の17歳、福岡で個展

西日本新聞

 昆虫や魚や鳥を、カラフルに繊細に―。17歳が描いた細密画を並べた個展が、福岡市中央区大宮1丁目6の16、カフェ「SUP STAND(サップスタンド)」で7月14日まで開かれている。

 愛知県岡崎市出身の作家、TOMOAKIさん(本名・伊藤睦晃)=福岡市中央区在住=は物心がついた時から家の中やチラシの裏に絵を描くのが好きだった。学校になじめず「保健室登校」を続けていた中2のころ、星空にオオカミがほえる絵を描いた。「これ、やばいね」。好きな女の子が褒めてくれたことで、プロの作家になりたい気持ちを後押しされた。

 名古屋の高校を中退し、どこか息詰まっていた1年前、父親の知人に誘われたことをきっかけに福岡へ引っ越してきた。親からの小遣いやアルバイトで暮らし、独学で描いた絵も売って収入の足しにしている。個展ではアクリルや水彩にペンを組み合わせた写実的な生物の作品に加え、クワガタやベタ(魚類)の体に星空や銀河を描いた創作など、名刺サイズからA3の大きさまで40点を展示販売している。

 「地元(岡崎)でも福岡でも、たくさんの人が自分に関わって助けてくれた。その間の絵の進歩を見てほしい。将来的には服やアクセサリーも作って、アートで生活できるようになり、みんなに恩返ししたい」

 カフェの営業は午前11時~午後10時(金曜は午後8時まで)。観覧無料だが1ドリンクの注文が必要。(三重野諭)

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