北九州市、学校給食費値上げへ 食材費高騰、質維持困難に

西日本新聞 ふくおか版

 北九州市教育委員会は11日、小中学校の給食費値上げについて、今月末に開く市学校給食審議会に諮問すると明らかにした。食材価格の上昇を受け、現行額では質や栄養価の維持が困難と判断した。保護者や有識者でつくる審議会は額や時期を検討する。

 市議会教育文化委員会で報告した。現行の給食費は月額で、小学校3900円、中学校4900円、特別支援学校4600円。消費税が5%から8%に上がった2014年度に各400円引き上げたが「増税分は転嫁していない」という。

 食材の価格は、18年度に牛肉1キロが2800円(14年度比1・5倍)となるなど、一部の野菜や魚介類を含めて上昇が続く。結果として本年度、小学校で14年度に30回だった牛肉の使用回数が1回に、デザートや果物の提供は14年度の3分の1の14回に減る。

 献立変更での対応は限界に近いといい、市教委は「保護者の負担を極力抑え、理解を求めたい」としている。

PR

PR

注目のテーマ