「期日前投票車」初出動 八代市選管、山間部巡り 参院選熊本

西日本新聞 熊本版

ワゴン車を利用した期日前投票所に投票に訪れた住民 拡大

ワゴン車を利用した期日前投票所に投票に訪れた住民

 21日投開票の参院選を巡り、八代市選挙管理委員会は13日、ワゴン車に投票箱や記載台を積んだ移動式の期日前投票所を同市泉町仁田尾に設置した。有権者の減少で投票区を統合したため、投票機会を確保しようと今年の統一地方選に合わせて県内で初めて導入。同市で唯一の選挙だった県議選が無投票となったため、今回が初めての出動となった。

 この日の投票所は標高約900メートルの山間部で、事務従事者の市職員3人が約1時間かけて設営。雨が降っていたため、受付係の机をあずまやの中に置いたり、ぬかるんだ地面に板を敷いたりして準備した。

 投票時間は午前中の2時間で、管理者と立会人が見守る車内で、地元の有権者計8人が投票した。車で約10分かけて夫婦で訪れた炭道生さん(83)は「住まいの近くで投票できて助かった。これまで投票を欠かしたことはない。地域活性化の政策を第一に考えて投票しました」と話した。

 市選管は移動式期日前投票の実施を、市報の選挙特集号やケーブルテレビで広報。14日も同市坂本町の3カ所で実施する。市選管の小川正芳事務局長は「有権者の反応を聞き、より利用しやすい方法を考えていきたい」と述べた。

熊本県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ