熊本市が「SDGs未来都市」に 災害時、EV通じ電力供給

西日本新聞 熊本版

 熊本市が、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を目指す国の「SDGs未来都市」に選出された。同市を含め31自治体が選ばれ、市が提案した取り組みは先進的なモデル事業(10自治体)にも選ばれた。熊本地震の経験も踏まえ、災害時に電気自動車(EV)を通じて避難所などに電力を供給する体制づくりを進める。

 市が出資する「スマートエナジー熊本」と連携。同市西区の市のごみ焼却施設で発電し、EVに充電する施設を整備する。地震などの災害で停電が発生した際、充電したEVを通じて病院や避難所などに電力供給できるようにする計画だ。

 市は12月にも熊本城周遊バス「しろめぐりん」にEVバスを導入。今月22日には、日産自動車など3社と協定を結び、災害時にEVの提供を受けられるようにする。さらに区役所など市内約20カ所に大型蓄電池も配置する。

 県内でSDGs未来都市に選ばれたのは小国町に次いで2自治体目。モデル事業には国が最大3千万円補助する。大西一史市長は3日の定例会見で「熊本地震の経験と教訓を生かした取り組みにしたい」と述べた。

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