在福ネパール人50人が献血 地震支援の恩返し

西日本新聞 ふくおか都市圏版

地域への恩返しを込めて献血する在福岡ネパール人(写真の一部を加工しています) 拡大

地域への恩返しを込めて献血する在福岡ネパール人(写真の一部を加工しています)

 福岡に住むネパール人約50人が、福岡市博多区内の献血ルームで献血をした。福岡にある13のネパール人団体がメンバーらに呼び掛けた。ネパールでも献血は一般的だが、日本では初めて挑戦した人ばかり。「ネパール地震支援の恩返し」「日本の役に立ちたい」など、それぞれの思いを込めて腕を差し出した。

 主催はネパール人団体「在日ネパール先住民族連盟九州支部」。会長のグルン・ビム・バハドゥルさん(32)は「日本で役に立てることは何かを考え、互いに助け合える献血がいいと思った」と説明した。県赤十字血液センターと交渉し、2カ所の献血ルームを予約。日本語が得意な人が仲間の問診票記入を手伝い、手が空いた人が子どもの世話をするなど協力し合った。

 3年前の熊本地震でボランティア活動をしたラナ・ディパックさん(36)は「ネパール地震では日本によく支援してもらった。献血のように僕たちができることで、継続して恩返ししたい」。母国では誕生日や祝い事のたびに献血をしていたというバンダリ・サシラムさん(32)は「日本ではどこで献血ができるのかと思っていたので、いい機会だった」と笑みを見せた。

 6日の献血に集まったのは福岡市やその近郊からで、5年以上日本で暮らす人が大半だった。取りまとめたグルンさんは「幸い僕たちは元気な人が多いので、これからも献血を続けていきたいですね」と話した。

福岡県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ