台風20日九州最接近 土砂災害や大雨厳戒

西日本新聞 社会面

 大型の台風5号は19日、東シナ海を北上し、九州の広い範囲が風速15メートル以上の強風域に入った。南からの暖湿気の流れ込みで梅雨前線が活発化し、九州地方では既に降り始めからの総雨量が100~200ミリの所もあり、長崎県五島市について気象庁は「50年に1度の記録的な大雨となっているところがある」との情報を発表した。九州は台風が最接近する20日から21日にかけて大雨が続く見通しで、福岡管区気象台は土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けた。

 気象台によると、太平洋高気圧や台風周辺から暖湿気が入り、九州全域で雨雲が発達しやすい状態となっている。総雨量は19日午後4時現在、長崎県対馬市で210・5ミリ、北九州市八幡西区で144・5ミリ。大分県でも由布市や佐伯市で24時間雨量が100ミリを超えた。

 台風は20日夜には朝鮮半島付近、21日には日本海付近に進む見通し。九州北部は20日にかけて、局地的に雷を伴う非常に激しい雨が降る恐れがある。

 九州各県の20日夕までの24時間予想雨量は、多い所で長崎200ミリ▽大分、宮崎180ミリ▽鹿児島150ミリ▽佐賀120ミリ▽福岡、熊本100ミリ‐。21日夕までは九州北部100~200ミリ、南部50~100ミリと予想される。総雨量の増加に伴い土砂災害の危険性が高まる。

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