知事選分裂越え4選 福岡・松山氏

西日本新聞 社会面

 「一致結束した中で勝たせていただき、ありがとうございました」。福岡選挙区(改選数3)のトップで4選を決めた自民現職の松山政司氏(60)は、福岡市中央区のホテルで支持者を前に安堵(あんど)の表情を見せた。

 4月にあった知事選での自民分裂のしこりを乗り越えられるかが選挙戦の鍵だった。知事選で福岡県連は現職の小川洋知事に対抗して新人候補を擁立。党本部の推薦も得たが、一部の国会議員が現職支援に回り、新人は惨敗した。

 参院選では、選対本部長の原口剣生県連会長が「挙党態勢を築き(県内の衆院)1区から11区まで全部トップ当選を取る」と宣言。松山氏は「知事選のしこりはない」と強調し、知事選では県連とたもとを分かった県農政連や県医師連盟からも推薦を得て、組織戦を展開した。一部の国会議員が松山氏よりも党本部の推薦する公明新人の応援に熱を上げるなど不安要素もあったが、3期18年の実績を訴え、勝ちを収めた。会場には小川知事も祝福に駆けつけ、固く握手を交わした。松山氏は「粉骨砕身、令和の新しい時代の日本づくりに懸命に頑張ります」と決意を口にした。

PR

政治 アクセスランキング

PR

注目のテーマ