1票の重みかみしめ 参院選一夜明け 福岡県当選3氏 決意新た

西日本新聞 夕刊

トップ当選を果たし、事務所で取材に応じる松山政司氏=22日午前11時ごろ、福岡市博多区 拡大

トップ当選を果たし、事務所で取材に応じる松山政司氏=22日午前11時ごろ、福岡市博多区

事務所で参院選の結果を報じる新聞の朝刊に目を通す下野六太氏=22日午前、福岡市博多区 再選を果たし、JR博多駅前の交差点でつじ立ちする野田国義氏=22日午前9時すぎ、福岡市

 自民、公明の与党が改選過半数を獲得した参院選から一夜明けた22日、福岡選挙区で当選した自民、公明、立憲民主各党の3人は街頭などで喜びと意欲を語った。社民党は未明に政党要件を維持することが判明し、安堵(あんど)。れいわ新選組、NHKから国民を守る党も比例代表で議席を獲得。政党要件も満たし、存在感を示した。

 「多くの皆さんにご理解いただいた」。トップで4選を決めた自民現職の松山政司氏は午前、福岡市博多区の事務所で、選挙結果を伝える新聞各紙に目を通しながら、政策実現に向けて思いを新たにした。

 この日は早朝から40分ほど歩き、穏やかな朝を迎えた。ただ、自民、公明両党で改選議席の過半数を占めたが、自民は議席を減らした。「県民の声に耳を傾け、国会運営も含めて丁寧にやっていく必要がある」と謙虚に語った。

 初当選した公明新人の下野六太氏は朝、福岡市博多区の事務所で取材に応じ、「新たな社会貢献のスタートになる」と民意の重みをかみしめた。

 元中学教諭。当選直後から、教え子やその保護者、元同僚から祝福のメッセージが相次いだ。「不登校や引きこもりの子どもたちのため、教育現場に追い風を送るような援護をしたい」。抱負を胸に支援者へのあいさつ回りに出かけた。

 「ありがとうございました」。午前8時半すぎ、JR博多駅前。再選を決めた立憲民主現職の野田国義氏は習慣にしてきたつじ立ちで、行き交う人たちに当選を報告した。

 自民、公明の与党に上位当選を許し、3番手に甘んじた。野田氏は「党の足腰を強くする必要がある」と表情を引き締めつつ、「安倍1強で『安定』と言われるが、おごりや隠蔽(いんぺい)につながっている。オープンな議論ができる参加型民主主義をつくりたい」と決意を新たにした。

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