宮崎選手(敬愛)2度5人抜き 金鷲旗高校柔道

西日本新聞 北九州版

敬愛・宮崎七海選手 拡大

敬愛・宮崎七海選手

最後まで攻める姿勢を貫いた東筑紫学園の山口選手(右)

 金鷲旗高校柔道大会は2日目の22日、女子が1~4回戦、男子は1回戦と2回戦の一部が行われた。北九州・京築勢は女子が4校出場し、シードの敬愛がベスト16に進出した。男子は8校が登場し、5校が初戦を突破した。

 女子は、3年ぶりの優勝を狙う敬愛の先鋒宮崎七海選手が(3年)が2、4回戦で5人抜きを達成。北筑、若松は1回戦で敗れ、東筑紫学園は2回戦で敗退した。

 男子は、小倉と若松が2回戦に進み、北筑、八幡工、九州国際大付が3回戦に駒を進めた。東筑、東筑紫学園、青豊の3校は初戦で涙をのんだ。

 23日は女子の決勝までと、男子の3回戦までがあり、男子は育徳館、戸畑工、真颯館、豊国学園が登場する。

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■けがに負けず戦い抜く 東筑紫学園の山口夏実選手

 東筑紫学園の大将山口夏実選手(3年)は、恩師から学んだ海外格闘技を取り入れた寝技を生かし、満身創痍(そうい)の体で戦い抜いた。

 幼稚園から柔道を始め、本来は勢いで攻めるタイプ。同高の宝住幸大郎監督との出会いがプレースタイルの変化をもたらした。

 宝住監督は大学卒業後、コスタリカのナショナルチームのアシスタントコーチを務め、同国で関節技や絞め技など寝技を中心とするブラジリアン柔術を習得。ロシアの格闘技も研究し、部員に指導してきた。

 薫陶を受けた山口選手は実力を伸ばし、6月の県高校総体では3位に輝いた。

 その一方、高校3年間はけがとの戦いで、今大会も脱臼した右肩と捻挫した左足首などをテープとサポーターで固定して臨んだ。

 支えとなったのは4人の同級生。再三の故障に落ち込むこともあったが、温かい励ましで乗り越えてきた。「最後の金鷲旗を5人で戦えて良かった」。九州学院との2回戦で力尽きたが、涙を拭い感謝の言葉を語った。

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