「体当たり」で意識改革 着任4カ月、飯塚の村上監督 金鷲旗高校柔道

西日本新聞 筑豊版

 「いいぞ、飯塚!」。延長戦の末、大将の森紫龍選手(3年)が集中力を切らさずに如水館を3人抜きで破ると、観客席から歓声が上がった。

 勝ちにこだわる意識改革は、4月に着任した村上純監督(24)が文字通り“体当たり”で成し遂げた。「筑豊から五輪選手を出したい」という思いを胸に、部員と一緒に練習する村上監督は実戦感覚の鍛錬を重視。「とにかくどんどん部員と組んで投げることで、技術があれば体の大きさは関係なく勝てることをたたき込んだ」と話す。

 4月に1年生が入部するまで、部員は3年生だけ。森選手は「いつも相手が同じでダレることも正直あった」と振り返る。だが、今部員たちは「いつか監督を倒す」ことを目標に、集中して練習に励む。

 組み合う中で村上監督が教えたのは、担ぎ技と相手を崩して仕掛ける寝技。如水館戦では選手全員が担ぎ技を狙って積極的な攻めを展開。森選手も相手を動かして崩し、横四方固めを決めた。

 次戦は強豪天理が相手。森選手は「全力を出して、一人でも多く投げてやりたい」と闘志を燃やしている。

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