小倉工サヨナラ勝ち8強 九国大付は投手戦制す 高校野球福岡大会

西日本新聞 ふくおか版

 第101回全国高校野球選手権福岡大会は22日、県大会5回戦が行われ、シード勢4校がベスト8進出を決めた。

 小倉工と福岡工大城東は4‐4で延長戦に入り、1点を勝ち越された小倉工が十一回裏、2点を入れて逆転サヨナラ勝ちした。

 筑陽学園も、九産大九州に3点のリードを許して迎えた九回裏に一挙4点を奪い、サヨナラ勝ち。

 九州国際大付と筑紫台の一戦は息詰まる投手戦となったが、九州国際大付が三回に挙げた1点を守りきって完封した。

 福岡大大濠は終始優位に試合を運び、ノーシードから勝ち上がってきた祐誠を5‐2で下した。

 23日は5回戦の残り4試合が行われ、8強枠が確定する。

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■仲間信じ11回完投 小倉工の樋口投手

 福岡工大城東に先制され、追い付き、延長で再び勝ち越されても諦めなかった小倉工が、最後に笑った。エース・樋口風音(かざね)投手(3年)が十一回を投げ抜き、劇的なサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 立て続けに4点を失う苦しい立ち上がりだったが、「あまり動揺しなかった」。もともとさばさばした性格で、切り替えは早い。中盤からは、直球とほぼ変わらないスピードで揺れ動く球を武器に立ち直った。

 「仲間が打ってくれる。いつも、そう信じている」。その言葉通り、打線は相手投手に食い下がり、自身も3安打1打点の活躍で九回裏に同点に持ち込む。

 迎えた延長十一回表。1点を奪われ、なお塁上には走者2人。ヤマ場で続く打者を投ゴロに仕留め、流れを断ち切った。その裏のドラマにつなげた投球を、牧島健監督は「あれだけプレッシャーの掛かる場面で動じない」とたたえた。

 試合後、「疲れていません」と笑顔を見せた。準々決勝の舞台もチームを信頼し、一丸で戦う。

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