敬愛無念一歩届かず 総体での雪辱誓う 金鷲旗高校柔道

西日本新聞 スポーツ面

 春の雪辱はならなかった。敬愛は全国選手権(女子は3人制対勝負)準決勝で富士学苑に0‐1で敗れて以来、「打倒!富士学 2冠奪還」を目標に掲げて、金鷲旗と全国総体に向けて練習に励んだが、頂点には届かなかった。

 「自分が(一本を)取れなかったのが負けにつながった。いつも以上に対策はできていたのに。福岡開催だし、勝ちたかった」と次鋒辻野瑠流伽主将(3年)が涙ぐむ。富士学苑の中堅以降の3人は強力。敬愛の作戦は先鋒と次鋒のどちらかでリードを奪うものだった。しかし、その2人はいずれも引き分け。中堅貫目怜亜(同)が相手中堅に一本を取られ、チームはそのまま逃げ切りを許した。

 3年ぶりの優勝を目指し、稽古を十分に積んできた。全国選手権の後、投げ技で一本を取るために5分間の乱取りを20本など毎日3時間半、汗を流した。「納得するまでやりました。長い時間でも集中力を切らさず、諦めずに一本を取る練習です」と辻野主将がつらい稽古を振り返る。「みんな自信を持って試合に臨んだのですが…」。言葉が続かない。

 現3年生に残された優勝のチャンスは、同じ九州の鹿児島で柔道競技が行われる全国総体しかない。「決勝で負けるのは一番悔しいけど、インターハイですね。もう一回あります」と吉元幸洋監督が再度ねじを巻く。高校三大大会で3位、2位ときた敬愛が最後にかける。

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