ロケ誘致過去最多96本 18年度の北九州FC 経済効果は3億円減

西日本新聞 北九州版

 映画やドラマのロケ誘致に取り組む北九州市の「北九州フィルム・コミッション(FC)」が、2018年度の活動成果を公表した。市内で撮影された国内外の作品が過去最高の96本となり、これまで最多だった44本(17年度)を52本上回った。エキストラの参加人数も初の1万人台を突破し、過去最高を更新した。

 作品の内訳は、映画6本、ドラマ51本、CMなど39本。国内作品は42本、海外作品は54本(シンガポール22本、台湾15本、タイ12本、中国5本)でいずれも過去最高。初めて海外作品の本数が国内作品を上回った。シンガポールの連続ドラマ誘致にも成功した。

 市関係者によると、北九州FCの強みは「他都市ではできない、町ぐるみの大規模ロケ」。昨年5月に小倉北区の市役所前大通りを約9時間封鎖して行われた「劇場版仮面ライダービルドBe The One」の撮影には、約3千人のエキストラが参加。映画関係者の評価は高かった。

 一方、撮影隊やエキストラが市内に宿泊することで生み出す経済波及効果は1億8708万円で、過去最高だった17年度から約3億3千万円の大幅減。市は「多くの関係者が動く映画のロケ本数が少なかった」と分析する。ロケ隊の市内宿泊数も、延べ4158泊(17年度延べ2万9371泊)と伸び悩んだ。撮影日数も延べ136日と、最多だった17年度の183日を下回った。

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