掘削位置 地図に誤り 長崎トンネル貫通 JRに確認せず

西日本新聞 社会面

 長崎市のJR長崎線トンネル内でボーリング工事の掘削機が天井を貫通し、走行中の特急かもめと接触した事故に関して、工事を発注した鉄道・運輸機構(横浜市)は24日、工事図面に利用した国土地理院作成の地図の誤りと、JR九州への確認を怠ったことが原因だったと発表した。

 機構によると、国土地理院の現場地図では、トンネル(全長6173メートル)の位置が実際より北側に約80メートルずれていた。国土地理院は1973年に旧国鉄の資料を基にトンネルを地図に書き加えたが、「当時の記録がなく、なぜ場所を間違えたのかは分からない」と説明している。

 機構は再発防止策として、工事では地理院の地図に加え、航空測量図なども活用して正確な工事図面を作成。工事現場周辺にあるトンネルや道路などの地下構造物について、施設管理者への確認を徹底するとした。

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