九州梅雨明け夏本番 昨年より15日遅く 猛暑に警戒

西日本新聞 社会面

梅雨明けした青空の下、高校野球の試合で声援を送る生徒たち=24日午後0時40分すぎ、大分市 拡大

梅雨明けした青空の下、高校野球の試合で声援を送る生徒たち=24日午後0時40分すぎ、大分市

 気象庁は24日、九州北部、九州南部、四国、近畿、北陸の各地方が梅雨明けしたとみられると発表した。災害警戒が続いた雨の季節も終わり、夏本番へ。ただし、福岡管区気象台は「平年より暑い夏になる」と予想している。特に8月は注意が必要で、時期によっては昨夏のような「災害級の猛暑」が再来しそうだ。

 気象庁によると、九州の梅雨明けは昨年より15日遅い。北部は平年より5日遅く、南部は10日遅かった。

 北部は観測史上最も遅い6月26日に梅雨入りし、末期に大雨が集中。平年通りに5月31日に梅雨入りした南部は、大雨のピークが6月下旬から7月上旬と、末期の2度あった。

 梅雨期間の雨量の合計は、福岡県久留米市721・5ミリ(平年比191%)▽佐賀県嬉野市590・0ミリ(同135%)▽長崎県五島市835・5ミリ(同277%)▽熊本県天草市699・5ミリ(同222%)▽大分県佐伯市777・5ミリ(同264%)▽宮崎県都城市1390・5ミリ(同194%)▽鹿児島市1202・0ミリ(同172%)。

 梅雨明け早々、24日の九州地方は、ほぼ全域で最高気温30度以上の真夏日となり、39地点で今年最高を観測。24日発表の8~10月の3カ月予報では、偏西風が蛇行する影響で全国的に暖かい空気に覆われやすく、猛暑警戒が必要だ。

 8月は太平洋高気圧と上層のチベット高気圧が重なり、昨年の猛暑の原因となった「ダブル高気圧」状態となる時期もある見込み。気象台の風間千尋・地球温暖化情報官は「昨年ほどではないが、猛烈な暑さの日もある」とみている。

PR

PR

注目のテーマ