九国大付と筑陽学園4強に名乗り 高校野球福岡大会

西日本新聞 ふくおか版

 第101回全国高校野球選手権福岡大会は25日、久留米市野球場で県大会準々決勝の2試合が行われ、筑陽学園と九州国際大付がベスト4に進出した。

 2試合ともシード校同士の熱戦。筑陽学園は小倉工から先制点を奪いリードを広げ、終盤の反撃をしのいで6‐3で勝った。

 九州国際大付と福岡大大濠は緊迫した投手戦となったが、九州国際大付が3‐1で制した。

 26日も同球場で準々決勝の残り2試合が行われ、4強枠が確定する。準決勝は28日に予定されている。

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堂々とした投球貫く 九国大付下村投手

 「県内ナンバーワン」と評される右腕の真骨頂の119球だった。九州国際大付のエース下村海翔投手(3年)が、強打の福岡大大濠を1点に封じて完投。走者を背負った場面でも全く動じず、「試合ごとに成長できていると思います」。チームも3年ぶりの頂点が視界に入ってきた。

 最速149キロの直球に、打者の手元で動くスライダーを組み合わせ打者を切っていく本格派。

 そこに、不動心も加わった。春にライバル校との試合で味わった苦い経験を昇華させたものだ。ランナーをためて焦り、力任せに抑えようとして痛打を浴びた敗戦から導いたのは、「どんな状況でも制球に集中し、コースに投げ分けることだけ考える」‐。

 例えばこの日、五回表。一死二、三塁のピンチを招いたが「力まない」と自らに言い聞かせ、冷静に後続を断った。終わってみれば2点差の接戦。「投手に助けられたゲーム」と、楠城徹監督も賛辞を贈った。

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