熱戦展開中の高校野球の地方大会

西日本新聞 社会面

 熱戦展開中の高校野球の地方大会。各校のメンバーを紹介する特集の編集を担当した。氏名や出身中学が並ぶ紙面を前に、同学年の同姓で似た名前なら「双子かな」。同じ出身中学が多ければ「みんな仲良いのかな」。根拠のない想像は尽きなかった。

 「翔」「颯」といった涼しげな文字の多い名簿の中で、気になったのは「舞菜斗」「虹輝」といった珍しい名前だ。私自身も少し変わった名前(「未」と書き、読みは「ひでみ」)で、学生時代は「なんて読むの?」と聞かれるのが嫌いだったからだ。

 当然ながら、親が思いを込めて付けた名前。それぞれが「誇りに思っている」ことが望ましいが、そうでない人にも「そのうち気にならなくなるよ」と言ってあげたい。以前、あまり名前が好きでなかった私は今、名刺に読み仮名を振っていない。わざわざ「なんて読むの?」と聞いてもらうために。話のきっかけとして重宝している。 (塩塚未)

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