参院選で筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う船後靖彦氏と重度の障害がある木村英子氏が当選した

西日本新聞 社会面

 参院選で筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う船後靖彦氏と重度の障害がある木村英子氏が当選した。さて、与野党は国会のバリアフリー化で合意したとのこと。意思疎通のための工夫や介助者の付き添いなど、実際にどこまで認められるのか…。障害者や家族ら当事者は皆、身内のような気持ちで両氏の活躍を願っていることだろう。

 難病や重い障害があっても国会で活躍できる社会は、素直に喜ばしい。ただ、日常を暮らすだけでも困難さを抱える人たちが国会の場に自ら立たなければ、と一念発起せざるを得なかった、その現実にもどかしさも感じる。

 今から同僚となる他の国会議員の方々に望みたい。大きな電動の車いすや医療機器を使う両氏に、どうか積極的に声を掛けてほしい。決して遠巻きに見つめるのではなく、少し膝を曲げて、同じ目の高さで。同じように生きづらさを抱える人たちはどこの地域にもいる。 (三宅大介)

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