『筑後川まるごと博物館』 筑後川まるごと博物館運営委員会 編 (新評論・2592円)

西日本新聞 くらし面

 熊本、大分、福岡、佐賀各県を流れる九州最大の河川、筑後川。この大河の流域全体を博物館とみなす取り組みが「筑後川まるごと博物館」で、地域づくり団体や久留米大などが設立したNPO法人筑後川流域連携倶楽部が2001年にスタートさせた。流域の自然、文化、歴史、産業などを研究し、情報を発信しながら住民とのネットワークを築き、地場産業や観光の振興を図っている。実際の活動は同大が認定した学芸員が担う。本書は、「筑後川まるごと博物館」の概要に加え、水害・水利史、森林、近代化遺産などについての学芸員らの研究報告も収録。全国的にもユニークな流域連携の取り組みを紹介している。

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