梅雨明け・青空・せみ時雨…

西日本新聞 オピニオン面

 梅雨明け・青空・せみ時雨。長かった梅雨寒が終わると、街路樹はセミたちのステージに。騒々しい大合唱も、まあ、しょうがない。セミたちも太陽を待ち焦がれていたのだろう。短い命を爆発させるがいい

▼虫捕り・絵日記・夏休み。待ち焦がれていたのは、子どもたちも。ゲームも楽しいけれど、扉を開けてさあ、外へ。この夏の思い出という「お宝」をいっぱい見つけてほしい

▼プール・花火・バーベキュー。日差しが強いから、熱中症には気を付けて。ほら、水と帽子は忘れずに。♪麦わらの帽子の君が揺れたマリーゴールドに似てる、とラジオからはやりの歌が

▼ゴールド・シルバー・きらきらと。世界の競技者が夢に見る3色のメダルがお披露目。五輪まで1年。高まる期待と消せぬ不安。真夏の都心は「耐え難い炎暑」と外国人記者。選手も、運営側も、世界中から訪れる観客も、ご注意を。やっぱり水と帽子は忘れずに

▼悲しみ・怒り・世界中から。この夏に刻まれた深い傷痕。日本を代表するアニメ制作スタジオを包んだ炎。みんなに夢を届けたい-。そんな夢をかなえようと頑張っていた若者たちの命を奪った。悲劇が夏の夜の夢であったなら

▼夕顔・涼風・天の川。夕涼みがてら夜空を仰ぐ。はやぶさ2は小惑星りゅうぐうへの再着陸に成功、と。宇宙の秘密をささやく「お宝」はもらえるだろうか。帰還は来年末。星の海を渡る旅は続く。

PR

PR

注目のテーマ