海星5年ぶり頂点 大量10得点、柴田投手が好投 高校野球長崎大会

西日本新聞 長崎・佐世保版

 第101回全国高校野球選手権長崎大会(県高野連など主催)は28日、長崎市の県営野球場で決勝が行われ、海星が鎮西学院を10対1で破り、5年ぶり18回目の甲子園出場を決めた。

 海星は三回、4番高谷の内野安打で1点を先制。四回は2番大串の適時二塁打などで5点を追加。六回に3点、八回にも1点を加えリードを広げた。

 初の甲子園を目指す鎮西学院は、四回に7番深川の適時三塁打で1点を返したが、海星の先発柴田から追加点を挙げられなかった。

 試合後、海星の加藤慶二監督は「決勝でも気負わずに戦えた。甲子園ではベスト8を目指す」と抱負を語った。鎮西学院の村井博史監督は「選手は頑張ってくれたが、決勝の壁は厚かった。すがすがしい気持ち」と話した。

 全国大会は8月6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。

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海星・坂本主将「先輩たちの分まで勝つ」  昨年の悔しさバネに

 2年生で出場した昨年夏の決勝。校歌を高らかに歌う創成館の選手をベンチの前で見つめた。あと一歩届かなかった甲子園。3年生は涙を流した。「先輩たちの分まで」。海星の坂本芽玖理主将は1年間、あの悔しさを忘れたことがない。

 チームの課題は、逆境をはね返す精神力だった。打力はあるが、先制されると肩に力が入り、得点に結びつかない。ここぞという場面での失策もなくならなかった。気が抜けたプレーには厳しく対処し、雰囲気を良くするために練習から誰よりも声を出した。

 中軸打者として1日千回の素振りを続け、決勝戦でもその成果を発揮した。二回の第1打席で中前打。変化球に詰まったが、外野へ運んだ。この打席を含め2安打。「泥くさい打撃ができた」と振り返る。

 優勝を喜ぶ傍らで、鎮西学院の選手が泣き崩れる姿が1年前の自分たちと重なった。「先輩だけじゃない。ライバルの分まで甲子園で勝ってくる」。目標は優勝だ。 

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