筑陽学園「甲子園に王手だ」 完封勝利にスタンド歓喜 高校野球福岡大会

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 ついに甲子園へ王手だ-。28日の全国高校野球選手権福岡大会準決勝で、筑陽学園は九州国際大付を3‐0で下した。一塁側スタンドを埋めた生徒約千人と保護者らの応援団は、見事な完封勝利に拍手を送った。

 試合開始直後の1アウト目から、筑陽学園側に流れを呼び込むプレーが出た。相手1番打者の打球は、中村敢晴遊撃手(2年)後方へのフライ。中村選手は外野に向いて走りながら好捕した。野球部OBで昨年、遊撃手などを務めた久留米大1年の下田修司さん(19)は「試合前からしっかり準備をしてきたんだろう。立派な守備」とたたえた。

 初回の攻撃が始まると、筑陽学園中も含む吹奏楽部約40人による軽快な演奏が響いた。それに押されチームは早速猛攻を見せる。4番福岡大真選手(3年)が2点適時打。父の真一郎さん(42)は「気持ちが大事な試合で、勢いをつけた」とうなずいた。

 チームは6回に追加点を奪う一方、先発の西舘昂汰投手(3年)は相手強力打線を7奪三振で完封。東京などから応援に訪れた兄2人と姉に最高の活躍を披露した。母の祐三子さん(51)は「すごかった。息子は一皮むけたんじゃないかな」と目を細めた。

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