島原観光2年連続増 18年調査 138万2000人 着実に回復

西日本新聞 長崎・佐世保版

 島原市の2018年観光客動態調査がまとまった。入り込み客数は138万2千人(前年比0・9%増)、うち宿泊者数は22万3千人(同3・4%増)で、いずれも2年連続の増加。熊本地震の影響による大幅な減少から着実に回復してきている。

 交通機関別の入り込みは、熊本などからの航路利用が109万1千人(同1・4%減)で全体の8割を占める。乗用車は26万8千人(同11・9%増)。鉄道とバスはほぼ前年並でいずれも1万人だった。

 宿泊者を地域別に見ると、九州が最多で77%、関東と近畿が各8%。九州の県別では長崎41%、福岡29%、熊本10%と続き、前年とほぼ同じ。

 入り込み客数と宿泊者数の増加の要因として、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)のリニューアル、南島原市の原城跡などの世界遺産登録、スポーツ大会・キャンプ誘致、しまばらめぐりんチケットによる周遊観光の浸透、島原城の夜間イベントによる宿泊促進などを挙げている。

 1991年の雲仙・普賢岳噴火以前の入り込み客数は年間200万人以上。災害後は半減したが、緩やかな回復基調が続く。今後は、島原城築城400年記念事業、ロケツーリズム推進、スポーツ合宿誘致を軸に観光振興を図りつつ「島原半島を一体化した周遊プランの構築で、宿泊客の呼び水にしたい」(市しまばら観光おもてなし課)としている。

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