オスプレイ地上展示 住民代表が見学 海自鹿屋航空基地

西日本新聞

展示されたオスプレイを間近で見学する住民ら=31日午後、鹿児島県鹿屋市の海自鹿屋航空基地 拡大

展示されたオスプレイを間近で見学する住民ら=31日午後、鹿児島県鹿屋市の海自鹿屋航空基地

 鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で31日、米軍輸送機MV22オスプレイが地上展示され、住民代表ら約30人が見学した。鹿屋基地は米軍岩国基地(山口県)に所属するKC130空中空輸機の訓練移転先になっている。オスプレイも訓練に参加するため、市は訓練開始までに地上展示を行うよう防衛省側に求めていた。

 展示された機体は普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の1機。米軍は機体性能について「長距離を飛行でき、運用にあたって効率性が高い」「天候に左右されない飛行が可能」などと説明した。

 一方、住民からは「何人まで乗れるのか」「飛行時に桜島の火山灰の影響はあるのか」などの質問が相次ぎ、米軍は「クルーを除いて20人まで乗れる」「降灰があっても飛行は可能だが、電気系統に被害が生じる可能性があるので避けたい」などと回答した。間近で見学した住民の中には、記念撮影する人もいた。

 同市上野町の谷川忠幸町内会長は「機体は思ったより小さかった。米軍も親切丁寧に説明してくれたと思う。安全な飛行をお願いしたい」。中西茂市長は「市民の関心は高い。今後も市民の安全確保と不安が解消されるように、防衛省に市民の声を届けていきたい」と話した。

 九州防衛局は訓練移転時期について「未定」としている。地上展示は昨年5月から計画されたが、天候不良や米軍の運用上の都合で3度に渡り中止された。騒音を測定するデモ飛行は昨年12月に実施されている。

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