有田焼で初のピアス 「楠」制作、強化磁器使い彩りも

西日本新聞 佐賀版

 有田町幸平のアクセサリー店「楠」が、通常の5倍の強度がある磁器を使った有田焼のピアスを制作した。強化磁器を使った有田焼のピアスが作られるのは初めてで、落としても割れにくく、軽いつけ心地を実現させた。

 同店は有田工高の同級生だった楠本将真さん(34)と妻仁子さん(34)が3年半前に開いた。これまで陶片や釉薬(ゆうやく)のしずくを使ったアクセサリーなどを制作、販売しており「身にまとう有田焼」を提案している。

 強化磁器は、県窯業技術センターが2016年に開発。磁器内に含まれる微細な気泡を減らし、従来より5倍も強い世界最高水準の強度を実現した。

 今回完成したピアスは、その強い磁器に仁子さんがデザインを加えた。ひし形や亀甲形、花輪をあしらった型があり、単色だがさまざまな釉薬で色味や光沢を加減し、たまり具合で繊細さも表現した。焼成時には棒につるして両面が均等に焼ける工夫を凝らした。

 2人は「発表した新作では青い釉薬をたくさん使った。強いだけでなく、涼しげで夏のお出かけに映えるはず」と話している。2400円から。

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