児童生徒や教師の冥福祈る 原爆殉難慰霊式に430人

西日本新聞 長崎・佐世保版

 原爆で犠牲になった児童・生徒や教職員らを追悼する「原爆殉難教え子と教師の慰霊式」が2日、長崎市平野町の平和会館であり、爆心地近くの小中高校の児童生徒ら約430人が犠牲者を悼み、平和への思いを新たにした。

 県内の教育関係者が会館敷地内に「原爆殉難教え子と教師の像」を建立した1982年に始まり、今年で38回目。参列者は原爆が投下された午前11時2分に黙とうをささげ、設置された献花台に花を手向けた。

 児童・生徒代表として壇上に立った山里中3年の三吉鈴音さん(14)は「被爆地の中学生として、日頃から平和について考えていくことが使命だと思う」と述べた。元教員の六田正英さん(86)は12歳で被爆し、教員の道に進んだ。あいさつでは自身の被爆体験を踏まえ「今後も平和学習に力を入れてほしい。(私は)犠牲者の鎮魂のため、核兵器廃絶に向けて尽力する」と誓った。 

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