九州新幹線西九州(長崎)ルート新鳥栖-武雄温泉の整備を巡り

西日本新聞 社会面

 九州新幹線西九州(長崎)ルート新鳥栖-武雄温泉の整備を巡り、最近、佐賀の前職と現職の知事2人が、鹿児島ルートで停車駅を持つ2市を例に対照的な話をした。

 「新幹線駅が街中の一つの核になり、福岡に行く選択肢が増えた」。そう述べたのは前知事の古川康衆院議員。6月に整備推進派のシンポジウムで、福岡県久留米市の久留米駅が周辺のマンション建設などで街に活気を与えているという知人の話を披露した。

 一方、早急な整備に難色を示す現職の山口祥義知事は7月の記者会見で、新大牟田駅ができた同県大牟田市は博多駅に向かう新幹線料金が在来線特急の1・6倍になったと指摘し「利用客が増えたかというと増えてない」。

 時間短縮効果による街の発展か、それとも在来線利用者の重視か。佐賀県民の賛否は割れる。開業から8年を経た久留米、大牟田の市民はこの両論をどう聞くのか。知りたいところだ。 (稲葉光昭)

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