「くず餅氷」多彩に 唐津市の吉田餅屋 シャリッ、プルッ 食感が変化

西日本新聞 佐賀版

 唐津市中町の中町商店街の「吉田餅屋」が、くず餅をベースにしたアイス「くず餅氷」を販売している。ひと味違った食感が特徴で、今年からピーチ味やマンゴー味など種類も増え、夏場の看板商品として独特の存在感を放っている。

 くず餅氷は、熱でどろどろに溶かしたくず餅に果物の果肉や糖分を加えて凍らせて作る。「シャリッ」とかんだ後、口の中で溶けて「プルッ」とした食感に。その変化を楽しんでいると、飲み込むころには少し「もっちり」と感じる。

 4年前、同店代表の吉田実さん(53)が材料納入業者から「静岡にくず餅をアイスにしている店がある」と聞き、「夏は餅や和菓子が売れにくく、アイスが打開策になれば」と思い立った。静岡からアイスを通販で取り寄せ、食べては研究を重ねた。

 アイスでありながらも、くず餅らしさを生かそうと、果肉や砂糖、水あめの配合量を何度も調整し、程よいかみ応えを追求。1年ほどかけてミカン味を完成させ、3年前に発売した。

 今年4月から、ピーチ、マンゴー、パイナップル、ストロベリーの4種類を追加し、味のバリエーションを増やした。ストロベリー味を食べた女性(24)は「味が濃く、不思議な食感でおいしいです」。

 くず餅氷には、暑さに強いアイスという特徴も。吉田さんは「くず餅が凍っているので、普通のアイスみたいに溶けこぼれる心配がない。ゆっくり味わって」と話している。

 税込み200円。営業は午前9時~午後5時(土曜夜市の10日は午後9時まで)。日曜定休。吉田餅屋=0955(73)5415。

佐賀県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ