FFGがネット銀 地銀初、20年度にも設立

西日本新聞 一面

 福岡銀行(福岡市)などを傘下に持つふくおかフィナンシャルグループ(福岡市、FFG)が、新たにインターネット専業銀行の設立準備を進めていることが分かった。早ければ2020年度にも設立する見通し。地方銀行のネット専業銀行新設は初めてで、顧客基盤を全国に拡大する狙いがあるとみられる。

 FFG関係者によると、ネット銀行の名称は「みんなの銀行」で調整。近く準備会社を設立して、金融庁から銀行業の免許取得を目指す。主にスマートフォンのアプリを通じてサービスを提供する見通し。

 FFGの傘下行は、ネットで振り込みなどができる「ネットバンキング」を手掛けているが、利用には支店などで口座を開く必要がある。ネット専業銀行では口座開設も含め取引が全てネットで完結するため、人口が減少する九州以外にも顧客が広がる可能性がある。銀行離れが進む若い世代の取り込みも期待できる。

 FFGは2016年、金融とITを掛け合わせたフィンテック会社「iBankマーケティング」を設立。同社が提供する収支管理アプリは全国の地銀に広がり、本年度中に利用者が100万人に達する見通し。ネット銀行でも連携を図るとみられる。

 ネット専業銀行は店舗を持たず、経費を抑えられるなどの利点があり、楽天やソニーなどが参入しているほか、無料通信アプリを手掛けるLINE(ライン)も、みずほフィナンシャルグループと共同出資で設立を目指している。

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