岩田屋久留米本館縮小 新館閉鎖に続き 収益改善図る

西日本新聞 社会面

売り場を縮小することが分かった岩田屋久留米店本館 拡大

売り場を縮小することが分かった岩田屋久留米店本館

岩田屋久留米店本館地図

 岩田屋三越(福岡市)が、岩田屋久留米店(福岡県久留米市)本館の売り場を縮小する方針を固めたことが分かった。久留米店は商圏人口の減少や周辺商業施設との競合激化で売り上げが年々減少しており、3月に新館を閉鎖して本館に集約したばかり。さらなる効率化でコスト削減を進め、立て直しを図る。

 本館が入るビルは地上10階、地下1階で店舗面積は1万3500平方メートル。現在は全館を岩田屋が賃借しているが、11月をめどに6~8階をビル所有会社が直営する新たな商業施設に転換する見通し。岩田屋三越は縮小する売り場から他フロアへのテナントの集約などを進めており、9月上旬にかけて順次改装オープンする。

 西鉄久留米駅前に立地する久留米店は、1972年に本館を開業。83年に新館を増床した。売上高は93年の334億円をピークに減少が続いており、新館閉鎖に加え一段のリストラで収益改善を図る。

 九州の百貨店では、増加する訪日外国人客の恩恵を受ける福岡市・天神の都心店が好調な一方、井筒屋(北九州市)も2月に小倉駅前のコレットを閉店するなど、他の地方店は苦戦が続く。

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