原水爆禁止2大会が開幕 長崎市

西日本新聞 長崎・佐世保版

 長崎市内で7日、原水爆禁止日本協議会(原水協)系と原水爆禁止日本国民会議(原水禁)系の二つの原水爆禁止世界大会長崎大会が開幕した。両大会とも9日まで、核兵器廃絶や被爆体験の継承などをテーマにした分科会やシンポジウムを開催する。

 原水協系の開会総会には海外から政府機関を含め、21カ国85人も出席。メルバ・プリーア駐日メキシコ大使は核兵器禁止条約について「核拡散防止条約(NPT)を補完するものだ」と意義を強調。核兵器保有国の参加を呼び掛けた。米国とインドの市民団体代表者は、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳(てるみ)代表委員らに、収集したヒバクシャ国際署名を手渡した。

 原水禁系の開会総会では、実行委員長の川野浩一議長が自身の被爆経験について「延々と燃える長崎の光景は忘れられない。核兵器は一発も存在してはならない」とあいさつし、核兵器廃絶を訴えた。大会前には高校生平和大使が1年間の活動を報告。今月に核兵器廃絶の署名をスイス・ジュネーブの国連欧州本部に届ける県内の3人が「微力だけど無力じゃないと信じて頑張ってきます」と決意を語った。

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