フル規格前提なら4者協議参加せず 佐賀知事、長崎新幹線で

西日本新聞 総合面

 九州新幹線西九州(長崎)ルート新鳥栖-武雄温泉の整備を巡り、佐賀県の山口祥義知事は7日、与党検討委員会が結論づけたフル規格方式が前提であれば、国土交通省、JR九州、佐賀、長崎両県による4者協議には参加しない考えを示した。

 佐賀県庁で記者団の取材に応じた。山口知事は「地元が求めていないフル規格での整備を中央が押しつけるようなやり方は、地方自治の観点から大きな問題と言わざるを得ない」とけん制。4者協議については「フル規格をベースにした議論の場であれば、参加するつもりはない」と述べた。

 与党検討委の山本幸三委員長は6日佐賀入りしたが、早期整備に難色を示す山口知事とは面会できず、4者協議への参加を求める要請書を提出していた。

 国交省は同区間をフル規格で整備した場合、佐賀県の実質負担は660億円と試算している。

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