なぜ?脅し文句に「ナガサキ」 米ドラマで使用 翻訳関係者「初めて聞いた」 (2ページ目)

西日本新聞 社会面

被爆者「悲しすぎる」

 米ドラマのせりふで、相手をつぶす、破壊するという意味で「ナガサキ」が用いられたことに、長崎の被爆者からは「原爆の恐ろしさが分かっていない」と非難の声が上がった。

 11歳で被爆した山脇佳朗さん(85)=長崎市=は自身の体験を外国人向けに英語で語っており、「そのような場面でナガサキという言葉を使ってほしくない。ユーモアとも受け取れない」と不快感を示す。父親を原爆に奪われた山脇さんは「感情を逆なでするような表現には抵抗がある」と語った。

 「悲しすぎて言葉にならない」と話すのは長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長(79)=同県長与町。町が延々と燃える光景は今も頭から離れない。「きのこ雲の下で何が起きたのかを分かっていない。『つぶす』なんてものではない」と憤った。

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