宇佐神宮限定の米焼酎登場 三和酒類が「八幡火酒」製造

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類(宇佐市)は、宇佐産米を原料とした米焼酎「八幡(はちまんかしゅ)火酒」(アルコール40度、300ミリリットル)を開発し、宇佐神宮(同市)限定で販売を始めた。初めて米焼酎を継続販売する同社は「長年の清酒醸造のノウハウを生かし、全国八幡総本宮である宇佐神宮限定にふさわしい焼酎にできた」としている。

 県内最大の米どころ、宇佐平野を地元とする同社の下田雅彦社長が昨夏、米焼酎を地域の象徴、宇佐神宮に納めることを発案。神宮側も地域貢献の一環として、神宮内での販売のほか、参拝客に振る舞うお神酒としても採用することを決めた。

 同社によると、八幡火酒は、蒸し米造りやこうじ造りなど清酒造りのノウハウを使って製造。焼酎と清酒の両方を生産する同社の特性を生かしたという。同社は米焼酎を限定販売したことはあるが、継続的に売り出すのは初めてで、落ち着いた朱色のラベルや外箱は、神宮の鳥居や本殿の朱色をイメージし、色合いにこだわったという。名前は宇佐神宮の「八幡」と蒸留酒を指す「火酒」から取った。

 宇佐神宮で7月25日に行われた奉納式には、下田社長ら同社関係者5人が出席。第1弾として240本を神宮側に納めた。小野崇之宮司は「米どころにふさわしい酒が令和という新しい御代にできたことを喜びたい」と述べ、下田社長は「お神酒として採用されてありがたい」と応じた。「八幡火酒」は1本2500円。神宮=0978(37)0001。 

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