「この辺りで24時間営業しても、客は1時間に1人か2人

西日本新聞 社会面

 「この辺りで24時間営業しても、客は1時間に1人か2人。赤字で本当はやめたいけど、本部がうんと言わんのよ」「アルバイトが足りなければオーナーが自分で穴を埋める。そうやって1カ月毎日働いても、固定コストはかかるから自分の手取りは月16万円だけ、という人もいる」

 今年に入って問題化したコンビニの時短営業問題。ある加盟店のオーナーから話を聞いたのは、宮崎県の支局にいた10年前。すでに少子高齢化が進んでいた地方では、ひずみの一端が現れていた。一方、福岡市都心部では、深夜のバイトの多くをネパールやベトナムからの留学生が占める。ただ、彼らは数年で帰国するのが前提。日本語が十分でない人もおり、現場を仕切る仕事は任せづらいという。

 近くに24時間店があると便利だが、店側の負担が重すぎれば立ち行かない。便利さを少し我慢しても、地域全体にプラスになる道を考える時代だと思う。 (山口信一)

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