鳥栖で「平和の太鼓」披露 自転車リレーの学生グループ

西日本新聞 佐賀版

 平和を訴え、北九州市から長崎市まで自転車リレーを続けている「太鼓と平和を考える学生連絡協議会」メンバーが11日、経由地の鳥栖市を出発した。福岡県八女市星野村で燃え続けている広島原爆の残り火を「平和の灯(ともしび)」として携え、9人で約230キロを走破し、15日に長崎市の平和公園で慰霊碑にこの火をともす。

 北九州市立大生などでつくる同協議会は2010年から毎年、北九州-鳥栖-長崎を結ぶリレーを行ってきた。9日に北九州市をスタートし、10日夕に鳥栖入り。サンメッセ鳥栖に到着したメンバーを、特攻隊員が出撃前に弾いたとされるドイツ・フッペル社製のピアノの演奏で出迎えた。

 11日は、74年前に米軍の攻撃で119人が亡くなったされる「鳥栖空襲」があった日。サンメッセ鳥栖での出発式冒頭、参加者全員で黙とうした。協議会メンバーが平和と核兵器廃絶の願いを込めて、「小倉祇園太鼓」を披露した。韓国伝統打楽器グループ「韓ソリ」(福岡市)も演奏。鳥栖太鼓浮立(ふりゅう)「夢一期(いちご)」の太鼓に送られて同大2年、乃美拓馬さん(19)と同大1年田中小晴さん(19)が次の経由地、佐賀市に向け出発した。

 出発式で同協議会の神谷留菜副会長(19)=同大2年=は「太鼓の演奏は、すごく一体感を感じる。みんなが一つになることは平和なことだ」と述べた。

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