名護屋城跡で10月「薪能」 野村萬斎さん、大槻文蔵さんら出演

西日本新聞 佐賀版

3年前に名護屋城跡であった前回の薪能。この時は玄界灘に浮かぶ島々を背景に、本丸地区の特設舞台で上演された 拡大

3年前に名護屋城跡であった前回の薪能。この時は玄界灘に浮かぶ島々を背景に、本丸地区の特設舞台で上演された

 豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点として築いた唐津市鎮西町の名護屋城跡で10月5日、能や狂言を上演する「肥前名護屋城薪能」が開かれる。二ノ丸地区の石垣の前に舞台を特設。時代を感じさせる雰囲気の中、狂言師の野村萬斎さんや人間国宝の大槻文蔵さんら一流の伝統芸能を堪能できる。

 能を愛好した秀吉は名護屋城滞在中も熱心に練習したとされる。薪能は、当時の桃山文化を再現しようと地元の観光関係者らでつくる実行委員会が始めた。近年は3年おきに開催され、17回目となる今回は、能と狂言の3演目を上演する。

 野村さんは、腕を縛られながらも酒を盗み飲む召し使いと主人のやりとりを描いた狂言「棒縛(ぼうしばり)」に、大槻さんは狂女物として知られる能「花筐(はながたみ)」に出演する。

 午後4時開演。前売り券はA指定席8千円(約130席)、B指定席7千円(約110席)、一般席4千円(約700席)。いずれも当日券は500円増し。4人程度の升席の特別席(約20区画、4万円)もある(前売りのみ)。市民会館や唐津観光協会などで購入できる。

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