「人生やり直せる」暴力団離脱呼び掛け 県暴追センターがチラシ

西日本新聞 ふくおか版

県暴力追放運動推進センターが作成した現役組員向けのチラシ 拡大

県暴力追放運動推進センターが作成した現役組員向けのチラシ

 「人生は、やり直せる」-。公益財団法人「県暴力追放運動推進センター」(福岡市博多区)が、暴力団の現役組員に組織からの離脱を呼び掛けるチラシを作成した。暴力団対策では、市民や民間事業者向けのチラシは多いが、組員向けは「全国的にも珍しい異例の取り組みでは」(センター幹部)。組員の離脱を後押しすることで、暴力団の勢力をそぎたい考えだ。

 チラシはA4サイズで両面フルカラー。暴力団対策で離脱・就労支援が一つの柱となっている中、センター職員の発案で、6月に7千枚作成したという。

 表面では、手を差し伸べ「そろそろ足を洗わないか…?」と呼び掛ける警察官の写真とともに、県警本部や同センターの電話番号を載せ、離脱に関する相談を促している。裏面には「離脱から就労まで全力でサポートします」と強調し、実際に支援を受けて離脱、就労した元組員の体験談も紹介している。

 今後は県内の各警察署や刑務所、ハローワークに配布するという。同センターの藪正孝専務理事は「暴力団だった過去は変えられないが、未来は変えられる。まずは相談してほしい」と話している。

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