多角的に平和を考える 18日までアクロスで戦争展

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福岡市の市民団体「平和のための戦争展ふくおかを成功させる会」は16~18日、毎夏恒例となっている戦争展を同市・天神のアクロス福岡2階交流ギャラリーで開く。原爆や基地問題、子どもといった多角的な視点から「平和」を考えてもらう反戦企画で、パネルや冊子など400点以上を展示する。

 25年目の今年は憲法、核、基地、基本的人権の「四つのK」を主題に、原発の現状やオスプレイの飛行ルート、旧日本軍の慰安所マップなどのパネルを掲示する。ミャンマー(旧ビルマ)で戦死した博多出身の男性が、最初の従軍地だった中国から帰還した後に作ったアルバムも初めて展示。当時の暮らしや従軍の様子を伝える貴重な写真を見ることができる。

 長崎で被爆した漫画家・西山進さんの作品や外国人作家が手掛けた原爆の絵本も展示する。同会の長能正義事務局長は「人口の9割が戦争を知らない世代といわれる中、改めて戦争の加害と被害の実相を学び、平和の礎にしてもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 入場無料。先着千人に、原爆投下後の長崎で撮影された写真「焼き場に立つ少年」のカードを配る。裏面にローマ法王の自筆サインが印刷されている。

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