強豪と互角 大声援 海星 8強ならず 全員が力出せた

西日本新聞

 第101回全国高校野球選手権大会で県代表の海星は16日、八戸学院光星(青森)に6-7で敗れた。目標としていたベスト8には届かなかったものの、強豪と自慢の打線で打ち合った選手たちに、アルプススタンドのOBや在校生は惜しみない拍手を送った。

 一回、4番高谷艦太選手(3年)が走者二塁から先制の適時二塁打。母きよみさん(48)は「なかなか男前じゃないかと言ってやりたい」とメガホンをたたいて喜んだ。

 チャンステーマ「Vロード」がアルプススタンドを盛り上げる中、続く5番坂本芽玖理主将(3年)が2点本塁打。甲子園で飛び出した公式戦初の本塁打に母和美さん(48)は「やってくれると信じていたが、まさか本塁打とは」と驚いた様子で歓声を上げた。

 強力打線を誇る八戸学院光星はすぐに本塁打で1点を返すと、三回、四回にも追加点。海星打線は好機にあと一本が出ず、五回まで3点差をつけられた。劣勢の展開に海星吹奏楽部の近藤さと部長(3年)のトランペットを握る手に思わず力が入る。「グラウンドの選手たちと思いは一緒。負けないよう頑張る」

 六回、四球をきっかけに好機をつくり、相手投手のワイルドピッチで1点。さらに走者二、三塁で、初戦に本塁打を放った2番大串祐貴選手(3年)が右翼に同点2点適時打。スタンドは大歓声に包まれた。

 柴田蓮人投手(3年)をリリーフした江越永輝投手(3年)の好投もあり、終盤は両チーム一進一退の攻防。九回に力尽きたが、選手たちの表情に充実の笑みが浮かんだ。野球部応援団長の橋本太郎さん(3年)は「胸を張って長崎に帰れる試合。甲子園に連れてきてくれた仲間に感謝しています」と声を震わせた。

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ