高校生平和大使、スイスへ出発 核兵器廃絶署名携え

西日本新聞 長崎・佐世保版

出発式であいさつする高校生平和大使の一人で長崎北陽台高2年の田平彩乃さん(左端) 拡大

出発式であいさつする高校生平和大使の一人で長崎北陽台高2年の田平彩乃さん(左端)

 核兵器廃絶を求める署名をスイス・ジュネーブの国連欧州本部に届ける「高校生平和大使」に県内から選ばれた3人の出発式が17日、長崎市のJR長崎駅前広場で開かれた。

 3人は長崎北陽台高2年の田平彩乃さん(16)、鎮西学院高2年の内山洸士郎さん(16)、活水高2年の橋田晏衣(あい)さん(17)。田上富久市長は「みんなの言葉はきっと伝わる。自信をもって思いを伝えてほしい」と激励した。3人もそれぞれ決意を述べ、田平さんは「署名の重みを感じている。自分の役割をしっかり果たしたい」と表情を引き締めた。

 22代目となる今年の高校生平和大使は全国16都道府県から過去最多の23人が選ばれた。長崎の3人は福岡でほかの大使と合流し、18日に日本を出発。20日に国連欧州本部を訪ね、約1年かけて有志の高校生らと集めた21万5547筆の署名目録を手渡し、国連軍縮局長らと意見を交わす。24日に長崎市で帰国報告会を開く。

 長崎、広島両市の市民グループ「高校生平和大使派遣委員会」は1998年から毎年、大使を派遣。昨年までに約178万筆の署名を届けた。この約1年間で集めた署名の数は、これまでで最も多いという。 

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