陸自ヘリ、さび止め剤劣化か 佐賀墜落事故 防衛省は飛行再開意向

西日本新聞 社会面

 佐賀県神埼市で2018年2月、陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが民家に墜落した事故で、墜落原因とされる主回転翼と機体の回転軸をつなぐボルトの破断について、ボルト付近に塗られたさび止め薬剤が劣化していた可能性があるなどとする調査結果を防衛省がまとめたことが、関係者への取材で分かった。近く県や神埼市に説明し、現在中止している同型機の飛行を再開する意向を伝える方針。

 防衛省はこれまでボルトの破断で主回転翼が分離したと中間報告。今回の調査では破断原因について(1)さび止め薬剤が劣化して機体に異常をもたらした(2)機体に搭載する前に、ボルトには既に亀裂が入っていた-のいずれかの可能性があると判断したという。

 関係者によると、機材点検を徹底するなどの再発防止策と合わせ、同省担当者が近く県など地元自治体を訪れて説明し、飛行再開にも理解を求める。県は「説明を聞き、同意するか協議したい」としている。

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