婚活支援し地域活性化 ちっごジュノール開所3カ月 橋本専務理事に聞く

西日本新聞 筑後版

 独身男女の出会いを支援する「ちくご出会いサポートセンターJUNOALL(ちっごジュノール)」が、西鉄久留米駅前の民間ビル4階(久留米市東町)にオープンした。ジュノールの開所は北九州市、福岡市、宗像市に次いで県内4カ所目で、筑後地区の企業経営者らでつくるNPO法人が運営する婚活支援組織だ。橋本和幸専務理事(65)=橋本事務機社長=に、ジュノール開所の目的や特長などについて聞いた。

 -筑邦銀行が旗振り役となり、理事長に関家具の関文彦社長、副理事長に筑邦銀の佐藤清一郎頭取が就任した。

 「銀行が婚活組織を推進しているのは全国的にも珍しいのではないか。県の法人認可もスムーズに進み、趣旨に賛同する約70の企業・個人から500万円を超える寄付が集まった」

 -ちっごジュノールを開いた目的は。

 「日本全体が少子高齢化、人口減という課題を抱える中で、世のため、人のためという純然たる気持ち。社会性のある活動だと自負している。素晴らしい出会いの結果、子宝に恵まれれば、筑後地域のにぎわい、活性化につながると思う」

 「結婚願望は若者だけが持っているわけではない。事故や病気で伴侶を亡くした人もいる。人生のより良いパートナーとの出会いをサポートしたい」

 -民間の結婚相談所とは異なり、お見合い料や成婚報酬は必要ないと聞く。ジュノールの特長は。

 「多人数の婚活パーティーではなく、1対1のお見合いを基本にしている。登録には独身証明書や給与明細書などが必要で、冷やかしや遊び目的の人は除外できる。趣味や収入、結婚観といった詳細な基礎的データを入力してもらう。専用のタブレットで好みの異性を検索して、先方が了承すれば、最初はジュノールの事務所で会うことになる」

 -5月のオープンから3カ月。手応えや課題は。

 「先輩格の北九州や福岡から助言してもらいながら運営している。3月にオープニングセレモニーを行ったが、実際の登録受け付けは5月9日から。2カ月のブランクがあったこともあり、認知度不足を感じている。久留米には自衛隊があり、医療機関で働く看護師も多い。幅広く協力を呼び掛け、1年目で200~300人の登録を目指したい」

 「人の気持ちは非常にデリケートだ。ジュノールに登録すると、職場の上司に知られたり、NPO法人の関係者にデータを見られたりするんじゃないかと心配する声も聞くが、そんなことは全くない。私も理事もデータを一切見ることができない仕組みになっている。その点は強調しておきたい」

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 県内4カ所のジュノール会員数は約2600人。3千人まで入会金(1万円)と年会費(1万2千円)が無料になるキャンペーンを実施中。ちっごジュノールの開所日は木、金、土、日曜。

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